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難聴と補聴器(資料提供:コルチトーン補聴器株式会社)

難聴は聴力障害(音の強弱に対する障害)と聴覚障害(音の明瞭度に対する障害)に分けられます

難聴の種類

1.伝音性難聴=外耳より中耳までの伝音系の障害

●主な原因
1.外耳道のつまりや狭窄により音が鼓膜に伝わりにくくなる

2.中耳炎などで鼓膜に孔があき鼓膜が振動しにくくなる

3.耳管が狭くなったりつまったりして中耳腔と外部の気圧調整が悪くなり、鼓膜が正常な働きが出来なくなる

○主な症状
1.聴力レベル60dB以下(大きな音なら聞こえる)
2.低音域が聞き取りにくい場合が多い

2.感音性難聴=内耳より脳中枢にかけての感音系の障害

●主な原因と症状
神経性難聴ともいい、内耳の聴細胞の変性、内リンパ液の変化など様々な原因によって起こります
1.老人性難聴
  ・ 内耳や聴神経が老化し、高音域から衰えます
2.音響性外傷による難聴
   ・爆発音などの強大な音により内耳の器官が破壊されて起こります。
3.騒音性難聴
   ・大きな騒音のある場所では、長い時間に内耳の器官が破壊され難聴になることがあります。
4.メニエール症
   ・耳鳴り、めまいと共に発作的な難聴が起こります。発作がおさまると多少回復しますが、発作をくり返すと聴力障害が残ります
5.突発性難聴
   ・ある日突然起こる難聴。
6.薬物性難聴
   ・薬物の副作用による器官障害

3.混合性難聴=中耳炎が悪化して内耳を侵したときなどの難聴で、その程度は伝音性難聴より高度で、障害が聴覚中枢まで及び、聞こえていても意味が分からないような状態を中枢性難聴といいます。

補聴器とは

本来、補聴器は、高められた音圧を再生して鼓膜や内耳へ伝える装置。聴力を直すためのものではありません。聴力の損失を補う装置です。

しかし、健康な耳で聞くのとまったく同じ音を再生することは不可能です。補聴器を使ってなしえる先ず第一の目的は、会話を出来るだけ聞きやすく正しく理解させる事です。

補聴器の選択

1携帯性
補聴器はほぼ一日中身につけてあらゆる場で使われるものです。大きすぎるもの、重すぎるものはさけ、装用しても軽快に振る舞えるものを選ぶべきです。

2操作性
操作箇所は最小限のものが良いでしょう。タイプによっては、スイッチ、ボリュームなどの操作を頻繁行う場合があるからです。

3堅ろう性
突然の衝撃に耐え、操作箇所には一層堅ろう性が要求されます。耳栓、コード,導音チューブなどは変質しないことも重要な要素です。

4価格と価値
補聴器は価格で善し悪しが決まるものではありません。また、むやみに大きい音を出せる補聴器が高性能ではありません。機能が十二分に発揮されて補聴器の価値が生まれるのです。

5耐用年数
使い方、機種によって差があります。担当者にお尋ねください。

  低・中高音に同じ補正をするため各音域の差は残ります。 低・中高音に必要量の補正を行う。